CopyRight(c),Kouji.Matsumoto
不安を煽るつもりは全くないが、変なので言っておきたい。
情報というのは、過去との差分や違いを注意深く読み抜かなければならない。
今、何を言っているかの判断よりも変化に注意をすることも重要だ。
福島原発のニュースを時系列で不思議なことが読み取れる。
最初の爆発直後には不安を煽る報道がなされていた。
次々に爆発した今は、安全だと報道を始めている。
TVとは不思議な媒体である。
安全なときに危険といい、危険なときに安全という不思議なものだ。
このニュースを基に物事の本質を読み取る思考回路について解説したい。
情報を得るときには、定量的数値の変化を特に気にしなければならない。
TVにおいては、アナウンサーや解説員の感情(定性的なもの)は耳に入れない。
評論家と位置する立場の人は、あくまで評論家である。
定性的な情報の判断は、そこにある事実のみで判断しなければならない。
今回の事故において、定量的な情報判断を例にとると、、、
マイクロシーベルトがミリシーベルトに上がった。
ふつうに考えると危険だが、TVでは安全だっという表現に変わった。
放射線量が一番気になる情報だが、細かく解説されなくなった。
このようなときこそ、情報統制されていると考えなければならない。
時間あたりの放射線量と言っているが、ずっとそこに居る場合の総量の説明がない。
枝野官房長官の記者会見では、/hでは問題がない。と/hを言葉を強調して発言する。
これは、/hで問題ないということを強く言いたい。
なぜだ?と考える。
責任ある立場では‘ウソと間違い’を指摘されないように配慮する発言をする。
「肯定も否定もしない」ということなど、よくあることだ。
後に総量計算で指摘された場合に「/hでは問題ないと言った」と逃避するためか?
/hでCTスキャン1回分というが、24時間そこに居ると24回では?と考える。
本日(3/19)には、厚生労働省の食品衛生法の「ベクヘル」という単位のものが発表された。
原発から福島県浪江町の牛乳から暫定基準値3倍~5倍‘のヨウ素131が検出された。
農場は特定できないが距離を測ると福島原発より北へ約20km離れている。
茨城県のほうれん草は、暫定基準値3倍~7倍のヨウ素が検出されている。
茨城県の場所詳細は報道にないので特定出来ないが調べると、福島原発より北茨城までの距離が南へ約100km。
食物の違いがあるにせよ20kmと100kmでは100km離れた茨城県のヨウ素量が多い。
なぜ、遠い距離においてもヨウ素量が増えているのか?
ここで判断すべきところは、放射線ではなく、放射物質の危険性が報道されていないと読み取れる。
危険でないと言うならば、食品衛生法の暫定基準値とは何の基準なのか?
少なくとも法で定める基準値には間違いないはずである。
なぜ、基準を超えているのに安全なのか?不思議に思う。
牛乳から出たということは食物連鎖が起こっており、赤ちゃんへの母乳に影響ないのか?
そもそも、「シーベルト」の単位にしても大人の基準であろうと考える。
昨日(3/18)東京都教育庁は、小学校から高校までの子供を370人受け入れを表明している。
子供への影響にていて石原都知事の先見性ある判断ではないか!?と読み抜く。
日本は20kmの避難を指示したが、米国政府は住民に80km避難。
爆発で危険度が増すと米国国防省も在日米軍に93km避難。
スリーマイル島の原発事故や核実験豊富な米国の方が正しい判断と考える。
繰り返すが立場ある人は虚偽の発言は出来ない。
今の報道で原子力保安院は、「・・・ ただちに健康への影響はない。」と言っている。
「ただちに影響はない」、ほんとうだろう。
しかし、以前は「健康に影響はない」と言っていた。
この差分も非常に気になっている。
私は原子力の専門家ではないが、物事の本質を突き読み抜く力はある。
やっぱり、おかしなことが起きている、、、起きると察している。
今は「風評やデマに気をつけなさい」とTVが言う。
安全という報道が後にデマとなった時にTVは他人ごとのように知らんふりするだろう。
TBSの「みのもんたの朝ズバッ!」のようにTVこそが風評の発信源であることは多々ある。
決して不安を煽ぐつもりはないが、非常時には万全の策をとるべきだ。
リスク管理とは、リスクがゼロになるまで突き詰めることである。
万全の策をとることこそが、命を張って原発の中心で頑張ってくれている人への報いと思う。